屋久杉の貴重な一枚板です。屋久杉特有の樹脂(油)が多く出て、綺麗な色味と艶やかさがあります。緻密な木目は千年生きてきた屋久杉の命を物語っています。
縦横のバランスに優れていますので、テーブルとしても非常に利用しやすい一枚板です。
屋久杉は、日本初の世界自然遺産の屋久島の標高500m以上、樹齢千年以上の杉のことをいいます。
険しい山々には林道がほぼなく、島の奥深くには薩摩藩が江戸時代に伐ったものの搬出できずに眠ったままの屋久杉の丸太が残っています。これらが昭和期に入ってトロッコ道などで搬出されて市場に出るようになりました。
しかしながら、資源の枯渇や搬出が困難を極めることも相まって、屋久杉の搬出は思うように進まない課題は残り、2021年3月の競りをもって市場へ出る量は激減の一途を辿っています。